経営理念
当社が事業を継続的に営んでいくにあたっての社会に対しての約束事です。
- HSSE(健康・安全・危機管理・環境)の確保とコンプライアンス(法令遵守のみならず、社内規則と社会倫理に背かない)を経営の基盤とし、全ての活動の大前提とする。
- 創意工夫と技術革新により常に改善を進め、持続的発展をはかる。
- グループ及び協力会社との協力関係を一層促進し、相互の繁栄をはかる。
- 人材・能力の開発に努め、相互理解と信頼に基づく活力溢れる人間集団を形成する。
- 公明正大で透明性のある経営を行い、社員が会社の発展と明るい未来に誇りと喜びを語れる企業風土をつくる。
当社は、石油事業と電気事業を行い、エネルギーの安定供給により社会に貢献することで社会的責任を果たしていくことを「経営理念」に定めています。
当社は、HSSE(健康・安全・危機管理・環境)の確保とコンプライアンスを基本として社会・環境と調和し、さらに地域社会と共生を図りながら、企業活動を行っていくことが長期にわたって持続可能な発展を遂げていくために必要であると考えています。
行動原則
当社経営陣と社員全員が、経営理念を実現するために共有すべき価値観、考え方及び行動の拠り所を定めています。
我々が求める「価値」
我々は、誠実であること、公正であること、他を思いやることを重要な価値と認める。また、お互いを信頼し、オープンに接し、チームワークをもって、それぞれの業務のプロフェッショナルとして、プライドをもって行動する。
このような価値観を礎として、あらゆる事業を推進する際の行動原則を、以下のとおり定める。
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- 持続可能な発展
- 当社グループは、社会生活に不可欠なエネルギーや、お客様の求める商品やサービスの提供を通じ、持続可能な発展を希求する。このためには、安全や環境保全、次世代への配慮などを実践し、利害関係者であるお客様・株主・従業員・地域社会などに責任ある行動をとり、説明責任を果たしていかなければならない。
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- 責任
- 当社グループは、以下の責任を認識する。
1)お客様に対する責任
技術・環境・事業に関する専門的知見に裏付けされた、価格、品質、安全性および環境の全ての面で価値ある商品とサービスを開発し、提供することにより、お客様の信頼を獲得し、維持する。
2)株主に対する責任
株主の投資を保全し、妥当な成果を提供する。
3)従業員に対する責任
従業員の人格・個性を尊重し、安全な職場環境と良好な労働条件を提供するとともに、人材の開発と活用を推進し、かつ、業務の遂行および本行動原則の実践にあたり従業員の参加を促進する。
4)協力会社に対する責任
協力会社(合弁事業の相手方を含む)とは互いに有益な関係を築くとともに、本行動原則の実践を推進するよう努める。また、協力会社との取引を開始し、または継続するにあたっては、本行動原則の定める価値・内容の遵守状況を考慮する。
5)社会に対する責任
社会の責任ある一員として事業を行い、法令や社会倫理を正しく理解し遵守するとともに、基本的人権を尊重する。また持続可能な発展を目指して、健康、安全、危機管理および環境に対し責任ある行動をとる。
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- 企業倫理
- 当社グル―プは、社内において必要な規範を定めこれを遵守するとともに、事業のあらゆる面において誠実と公正を本旨として行動する。これは取引先との関係においても同様である。
賄賂の提供・支払い・要請・受領は、いかなる形であれ許されない。また、個人的経済活動と、会社の事業活動における行動との間に生ずる利害の衝突を避けなくてはならない。
会社のために行う全ての取引は、定められた手続きに従い、正確かつ公正に帳簿に記載され監査の対象となる。
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- 法令順守
- 当社グループは、事業を行うに際して、関連する法令・規制の変化に対応し、全従業員が理解を深め、これを遵守する。
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- 健康・安全・危機管理・環境
- 当社グループは、持続可能な発展を目指して、健康、安全、危機管理および環境の分野において継続的かつ系統的な取組みを行う。
この目的のために、当社グループは、健康、安全、危機管理および環境に関する活動を重要な事業活動と同等に位置づけ、改善目標を立て、成果を測定・評価し、結果を報告する。
この目的のために、当社グループは、健康、安全、危機管理および環境に関する活動を重要な事業活動と同等に位置づけ、改善目標を立て、成果を測定・評価し、結果を報告する。
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- 収益性の追求
- 当社グループがその責任を果たし、企業として存続していくためには、適正な収益の確保が不可欠である。収益性は、効率性の指標であるとともに、商品やサービスに対して示されるお客様の満足度の目安でもある。収益はまた、将来にわたり経営資源の配分と、お客様のニーズに応じた商品やサービスを提供するための継続的投資にも不可欠である。収益と強固な財政基盤なくしては、われわれの責任を果たすことはできない。
投資を行うにあたっては、経済性のみならず、設備信頼性や労働環境の安全確保はもちろんのこと、社会、環境等に及ぼす影響も重視する。
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- 競争
- 当社グループは、自由で公正な競争を求める。
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- 地域社会
- 当社グル―プは、社会の責任ある一員として積極的に社会貢献活動を行う。地域社会への最大の貢献は、自らの基本的な事業活動をできる限り効率的に行うことにある。
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- コミュニケーション
- 当社グループは、自らの活動の重要性と、その活動が国の経済や個人に与える影響に鑑み、企業情報開示の必要性を認識し、適時かつ的確な情報開示を行う。
当社グループは、対話性のあるコミュニケーションの機会を重視し、お客様、従業員、協力会社、地域社会などとの対話において、その声に真摯に耳を傾け、誠実に、かつ、責任をもって対応する。
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- 政治活動
- 当社グループは、政党、政治団体やその代表に対し献金をしないものとし、また政党活動にも参画しないものとする。ただし、政府等に対して、当社グループやお客様、株主、従業員あるいは地域社会に影響を与える事項について、自らの立場を明らかにすることは、われわれの責務である。
当社の使命・目指す姿・価値観
当社が、企業としてその存在意義を果たすために、どのような貢献をしていくべきか、そして、当社が使命を果たすための、目指す姿とその実現に向けた戦略、そして、当社が立案した戦略などの手段を完遂するために必要な価値観を全社員で共有するための項目を定めています。
Mission[使命]
長年培ってきたプラント運転技術と設備管理技術を基盤として、変化に柔軟に対応し、社会が求める最適なエネルギーを提供する
Vision[目指す姿]
規模は小さくても大規模製油所に負けないオペレーション効率を維持し、石油精製業を基本としながらも、電力やその他のエネルギーを生産・供給することで信頼され、価値を生み続ける会社となる
Value[価値観]
- ・オペレーショナルエクセレンスの追求〜安全と創意工夫
- ・誠実な行動
- ・変化への柔軟な対応
- ・勝利への強い意志〜チームワークと社員の成長
求める人材像
TOA人として、コンプライアンスを守り、プロフェッショナルとして行動するための指針です。「東亜太郎13箇条」は、そのような人物を目指す上で必要な意識を具体的に形にあらわしたものです。
求める人材像
「自立」「協働」「挑戦」
資格や職位、勤続年数に関係なく、目標達成に向け「自立」して考え、互いを信頼し「協働」で、失敗を恐れず果敢に「挑戦」し続けること。 それがTOA人、理想のプロフェッショナル像です。東亜太郎13箇条
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- [自立の意識]
- 出来ない言い訳をせず、常に出来る方法を考える。
- [協働の意識]
- 部分的把握では無く、全体を見渡す広い視野を持つ。
- [挑戦の意識]
- 飽くなき挑戦が安定につながる事を知っている。
- [ルール順守の意識]
- 慢心しそうな場面でも油断しない。
- [チームワークの意識]
- 全ての人々と良好な関係を築く。
- [技術伝承の意識]
- 現在を起点とせず、未来を起点に考える。
- [スケジュール管理の意識]
- 感情を軸にせず、効率を軸にして計画を立てる。
- [健康の意識]
- 欲に振り回されず、リズムに従った生活をする。
- [ワークライフバランスの意識]
- 家族や友人との時間を大切にする。
- [傾聴の意識]
- 小さくても批判の声が聞こえたら、すぐに改善へ向けて行動する。
- [ボトムアップの意識]
- 義務で仕事をせず、喜びの為に仕事をする。
- [自己啓発の意識]
- 悪条件の時ほど、学びのチャンスと考える。
- [探求の意識]
- 基本の大切さを知っている。
TOAブランドについて
1955年に当社が川崎の地に製油所を建設し、常圧蒸留装置の操業を開始してから60年あまりが経過しました。これを機に当社は、2015年11月にTOAブランドを定義しました。
「ブランド」とは、当社が大切にすべき価値、すなわち「東亜石油らしさ」であり、東亜石油を強い会社にするために、社員の拠り所となる”ゆるぎない””ぶれない”「東亜石油らしさ」を全社員の気持ちを取り込みながら追求し、実現に向けた行動に繋げるものです。
ブランドプロポジション
新たな「東亜石油ブランド」の拠り所となる考え方で、東亜石油の目指す姿・志、顧客への提供価値、活動方針を定義しています。