安全意識向上対策
従業員一人ひとりの安全を守るため、外部機関による危険予知訓練や保護具の安全講習などを定期的に活用しながら、当社従業員の安全意識の向上を図っています。ヒューマンエラー防止に効果のある「指差し呼称」や「KYT(危険予知トレーニング)」といった基本はもとより、職場に存在する様々な危険を体感する「安全体感教育」(危険に対する感受性)やVRを活用した安全教育(墜落体験)など、さまざまなツールを活用しながら安全で健康な職場環境づくりに取り組んでいます。
教育名称 | 対象者 |
---|---|
トレーナー訓練 | 監督者 |
安全体感教育 | 製造部門 |
保護具の正しい使い方講習 | 製造部門 |
指差呼称訓練 | 製造部門・協力会社 |
安全管理者および安全推進者制度
構内で働く全ての人の安全確保と工事・作業などの安全レベル向上を目的として、セーフティーマネージャー(安全管理者)とセーフティーマネージャーを補佐するセーフティープロモーター(安全推進者)を選任しています。安全管理パトロール(監視)を通して従業員および協力会社従業員に規程・基準類の順守徹底をはかり、作業における不備箇所や不安全行為が発見された場合には、改善指導を行うことで構内で働く全ての人の安全意識向上に取り組んでいます。
全社運動の安全キャンペーン「集中安全総点検」
従来から行っている安全パトロールに加え、定例作業や工事管理における更なる安全確保を目的とした「集中安全総点検」を実施し、人の行動に焦点を当てた気付きの発掘を行っています。セーフティーマネージャー(安全管理者)・セーフティープロモーター(安全推進者) と他部署の係長・班長・スタッフらのメンバーによる相互確認により“気付き”が生まれ、相互安全意識の向上の一助となっています。
ヒヤリハット専門部会
ヒヤリとした体験等を水平展開し、類似事象の防止を図る目的でヒヤリハット活動を推進しています。「ヒヤリハット専門部会」では、協力会社からもヒヤリハットを募り、製油所・発電所内のあらゆる潜在危険の特定・除去を進めています。
設備の安全性評価(「変更」のリスク管理)
事業を行っていく上で必要となる設備の新増設や改造、装置の運転基準を変更する際は、「変更管理部会」を開催し、変更することによる潜在危険の排除や事故、災害の防止策について審議しています。装置新設等のより大規模な変更内容については、「安全審査会議」を開催して、安全性を確認します。 また、プロセス、エンジニアリングにおける知識・経験豊富なベテランエンジニアを変更管理アドバイザーとして任命し、変更に関するリスク管理体制の強化を図っています。
お客様の安全と安心を守る品質管理
当社の品質管理課試験分野において現在使用している試験法の精度、試験員の技量を確認する目的で全国石油協会照合試験に参加しています。全国石油協会照合試験は年1回(国内約47機関)参加しています。照合試験に参加することにより、試験法の精度管理や試験員の技量向上・強化に役立てています。
品質マネジメント規格
当社は、一般財団法人日本品質保証機構によるJISマーク表示制度の認証を取得しています。
(認証対象製品:ガソリン、灯油および軽油・重油)
また、当社はお客様に安定した品質の電力を提供するため、国際的な品質マネジメント規格である
「ISO 9001」の認証を水江発電所について取得しています。