電気事業

GENERATION BUSINESS

出光興産(株)から発電を受託しております。発電能力は276MWであり、石油精製の過程で発生する副生ガス・残渣油を発電に活用することで、製油所と一体でエネルギーの無駄のない効率的な運営を行っております。

  • 1発電用燃料受入
    発電用燃料は隣接する当社京浜製油所からパイプラインにより直接供給されます。発電所と製油所を統合することより、発電用燃料の貯蔵タンク削減や熱の有効利用など、効率的な運営を行っています。
     
  • 2-1発電-ボイラータービン発電
    燃料をボイラーで燃やし、水を沸騰させて高温高圧のスチーム(水蒸気)を発生させます。
    スチームにより、タービンを回し、得られた回転エネルギーを発電機で電力として取り出します。
    石油精製工程で発生する副生ガス(ハイカロリーガス・ローカロリーガス)および残渣油(アスファルト)を発電用燃料として利用しています。
     
  • 2-2発電-ガスタービン発電
    燃料を燃やして発生する高温高圧のガスを膨張させてタービンを回し、得られた回転エネルギーを発電機で電力として取り出します。
    当社のガスタービンはコージェネレーションシステムを採用し、高温のガスタービン廃ガスからスチームを発生させ、製油所に蒸気を供給しています。
    石油精製工程で発生する副生ガス(ハイカロリーガス)を発電用燃料として利用しています。
     
  • 3環境対策
    発電設備の排ガスは環境設備である脱硫装置、脱硝装置、電気集塵装置により処理し、環境汚染の原因となるSOx、NOx、ばいじんを除去します。
     
  • 4送電
    出光興産(株)より委託を受け発電した電力をお客様に供給しています。