京浜製油所(石油精製設備)
京浜製油所は、日本を代表する工業地帯である京浜臨海部の中心に位置し、出光興産グループのエネルギー安定供給の一翼を担う製油所として機能しております。
京浜製油所の特徴は、分解装置装備率が高く、一般的な製油所が処理する原油だけでなく、他製油所から受け入れる重質原料油(原油を処理した後に発生する残渣油)を処理している点です。
京浜製油所概要
当社の主要装置の処理能力は以下の通りです。
京浜製油所主要設備 | 能力 |
---|---|
常圧蒸留装置 | 70,000 BPSD |
揮発油水素化脱硫装置 | 17,000 BPSD |
接触改質装置 | 9,500 BPSD |
灯油水素化脱硫装置 | 15,000 BPSD |
軽油水素化脱硫装置 | 24,000 BPSD |
減圧蒸留装置 | 58,000 BPSD |
減圧軽油水素化脱硫装置 | 46,000 BPSD |
重質油熱分解装置 (フレキシコーカー) |
27,000 BPSD |
流動接触分解装置 (FCC) |
42,000 BPSD |
プロピレン精密蒸留装置 | 345 トン/日 |
※BPSD:バーレル/日(バーレルは159リットル)